全英オープンの予選を兼ねたミズノオープンが終了し、日本ツアーからは12人。うち日本人選手は、石川遼、市原弘大、高山忠洋、谷口徹、藤田寛之、藤本佳則、武藤俊憲、小田孔明の8人の出場が確定した。「最も世界に開かれたメジャー」といわれる全英オープン。どんな国々の選手が参戦するのだろうか。
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ミズノオープンで権利を獲得した日本人は、藤田、武藤、小田孔明の3人。藤本は賞金ランク2位で権利を獲得した
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世界最古のトーナメントである矜持が“ジ・オープン”という大会名にうかがえる全英オープン。その「オープン」をよりオープンにと04年から実施しているのが国際最終予選(IFQ)で、オーストラリア、アフリカ、アジア、アメリカ、ヨーロッパと5つの地域で開催されている。市原弘大が出場権を獲得したのはアジアのIFQだった。
今年のジ・オープンには、26カ国の選手が出場予定。なかでも最多の人数を送り込むのは、タイガー・ウッズを筆頭とする米国の44人。次いでおひざ元の英国。イングランド12人、北アイルランド4人、スコットランド4人、ウェールズ1人で、合計で21人となる。近年メジャー優勝者が続出している南アはエルス、シュワーツェルら12人。
日米両ツアーで台風の目となっている韓国人選手は、ベ・サンムン、キム・キョンテら4人の参戦。まだ全英でのアジア勢の優勝はないので、今年は“アジアの風”に期待したい。
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