週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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頑張ってます! 九州のゴルフ場。
豪雨被害から復旧急ピッチ

先週、先々週と九州地方を襲った集中豪雨。ゴルフ場にも影響があったのだろうか。

九州各県のゴルフ場協会に状況を聞いたところ、18、19日の時点では、長崎県、宮崎県、佐賀県、鹿児島県とも「とくに被害は出ていないようです」といった答え。

内陸の竹田市や日田市などで土砂崩れや河川の氾濫があった大分県も「ゴルフ場への道がふさがれ、迂回路を使わなければならないという話は聞きましたが……」と、コースや施設が直接的な被害を受けたという情報は、いまのところないという。

福岡県は担当者と連絡がつかなかったが、各ゴルフ場に問い合わせた。八女上陽GC(福岡県八女市)は、7番ティ付近に土砂や倒木が散乱したが、復旧は順調で21日(土)には再開。一時、地元の八女市上陽町が断水になった際には、風呂の無料開放をしたり業者の協力を得てウォーターサーバーで水を提供するなどし、地元民のためにひと肌脱いだ。JR内野CC(福岡県飯塚市)は14日(土)にカート道が1カ所土砂でふさがれたが、翌15日には通常営業に戻った。

九州、沖縄デ14コースヲ運営スルPGMモ「幸イニシテ、目ニ見エル部分デハ大キナ災害ハ発生シマセンデシタ」トイウ。タダ、チサンCC遠賀(福岡県遠賀郡)ヤ皐月GC天拝C(福岡県筑紫野市)デハ、排水が原因と思われるカート道の破損や陥没などの被害があり、復旧工事が行われている(いずれも営業は通常)。

熊本県もゴルフ協会に連絡がつかず、各ゴルフ場に取材。熊本空港CC(熊本市菊池郡)、くまもと中央CC(熊本県菊池市)は、ともに「バンカーの砂が流出した程度。通常営業を行っています」という。

阿蘇やまなみリゾートホテル＆GCは、土砂災害はなかったもののクリークから水があふれ出す状況に。しかし、23日に小学生の大会を控えていたこともあって、復旧は急ピッチ。他コースから50人の助っ人もかけつけ、力を合わせた。

阿蘇大津GC(熊本県菊池郡)を運営するOGMによると、コース外の裏山の土砂がカート道などに落ちるなどし降雨もあったので、12、13、14日はクローズ。しかし、こちらも復旧は早く、15日にはハーフで再開、21日には18ホール営業に戻った。

　
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