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難コース、ファイアーストーンCCもお手のもの!
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ブリヂストン招待(ファイアーストーンCC)、過去の試合から見えてくるのはこのコースでのタイガーの圧倒的な強さだ。
タイガーは97年から09年まで(08年は欠場、05年以前はNEC招待)12戦で7勝。勝率は5割を超え、最低でも5位タイ、00年にはトーナメントレコード21アンダー、コースレコードの61を記録している。スキャンダル発覚後の10 年は78位タイ、昨年は37位タイと不調だったが、今年はすでに3勝。優勝候補最右翼だろう。
なぜタイガーがこのコースに強いのか。ゴルフ解説者の佐渡充高氏が分析する。
「ファイアーストーンCCは、タイガーの力を十分に引き出させるコース。距離は長いし(7400ヤード・パー70)、フェアウェイの幅は狭くグリーンは小さい。つまり長距離ヒッターで、なおかつピンポイントで狙うショットの正確さが必要で、ゴルフでのすべての要素が求められる。過去、タイガーはそのすべてを“持っていた"わけです」
同コースの距離の長さを象徴するのは16番パー5。最長667ヤードで、グリーン手前は池。“モンスター"と呼ばれるゆえんだが、ティが前のとき、「このホールで2オンできるかどうかが、ひとつの見どころ」と佐渡氏。
全米プロを占う前哨戦でもあり、注目が集まる。
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