男子シニアツアーは予定されていた1試合が開催中止となり、寂しい状況から脱せずにいる。そんななか、17日~19日のファンケルクラシック(裾野CC)は例年、同週開催の男女ツアーを上回る人気なのだ。
その人気はギャラリー数が物語る。一昨年の2万2135人は国内シニア競技の最多記録で、昨年も3日間で2万人超え(同週の男子ツアー関西オープンは4日間で4778人、同女子日医工女子は3日間で9658人)。
「2001年の第1回大会では3日間で2000人余りの来場者しかなく、正直、この先やっていけるのか心配になりました」と池森賢二大会会長が振り返るが、12回目を迎え、すっかり人気定着。
その秘密はファンサービスだ。屋台や試飲コーナーなどもあり、チケットは高校生以下と70歳以上は無料。三島駅からシャトルバスを使うとファンケル商品がもらえる特典もある。
また優勝賞金とは別に60歳以上のプロを対象に、「グランドシニア賞」(200万円)などを創設し、プロのやる気アップにつなげている。
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