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日本人初のメジャー制覇の期待がかかる
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今季最後の海外メジャー・全米プロを59位タイで終えた石川遼。過去のメジャー成績と合わせて振り返ってみると。
石川が初めてメジャーに臨んだのは、09年、特別招待を受けたマスターズだった。17歳6カ月での出場は史上2番目の若さだったが、結果は予選落ち。
「悲しい気持ちになった」「練習が甘かったのかな」と落ち込んだ。しかし、その後の全米プロでメジャー初の予選突破を果たす。
さらに、10年の全米オープン(ペブルビーチ)では2位タイで予選突破。最終日に80とスコアを崩して33位タイに終わるも、「考え抜いて攻めるゴルフが楽しく感じた」と成長ぶりも見せた。翌年のマスターズは20位タイと健闘し、これがメジャー自己最高順位。
昨年の全英オープン以来5連続の予選落ちの不名誉記録もなんとか今年の全米プロでストップ。「少しずつ通用していると感じている部分が増えている」と、前を向く。来季の米ツアーシードもほぼ確定させており、海外でのプレーも増える石川。16戦目のメジャーでの活躍も期待したい。
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