週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 9/25号
2012/9/18更新

男子QTには高1がぞろぞろ。
どうして?

 男子ツアー来季の出場権獲得を目指すクォリファイトーナメント(QT)は、高校生の挑戦者が急増している。なぜだろう?



 昨年から、高校生ゴルファーの受験者が一気に増えた。今年はさらに増え、QT1次のトップと2位は、どちらも高校1年生だった。

 日本ツアー機構(JGTO)によると「以前は高校生といっても卒業を控える3年生の出場者が大半でしたが、今年は1年生が多かったですね」

 石川遼が15歳(高校1年生)でアマチュア優勝した2007年には、500~600人の受験者があったが、高校生はわずか4人。それがこの5年間で、受験者の10人に1人が高校生になった(今年の1次は28名が受験し、21人が2次へ)。1年生の挑戦者も3人いた。

 どうしてここまで高校生が増えたのだろうか。まずは、石川のデビューのとき小学生や中学生だった子どもが高校生になったということ。また高校生プロ、石川の誕生によって、高校生活とプロ生活の両立が不可能ではないことが証明されたことも大きいだろう。高3でファイナルQTを突破した川村昌弘や浅地洋佑が、即、プロで活躍したことも理由として挙げられる。

 男子QTは、ハンディ3以下など、諸条件をクリアすれば年齢制限はない。今年は韓国の14歳(中学2年生)が受験しているが、今後、小中学生ゴルファーの受験がポピュラーな時代がやってくるかもしれない。

 
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