週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 10/2号

2012/9/24更新

「勝つことが普通になってきた」マクロイに
ライバルたちのつぶやき

　ローリー・マクロイ（23）の快進撃が止まらない。プレーオフシリーズ第2戦のドイツ銀行に続く3戦、BMW選手権で2連勝を飾った若き世界ナンバーワンに、ビッグネームがぞくぞくコメント。「脱帽だぜ、マクロイ」

　タイガー・ウッズ（36）

追い上げも虚しく3位タイに終わったタイガーには、現在のマクロイの姿がかつての自分とダブって見えているよう

「優勝争いのなかで好スコアをきっちりとマークする術を覚えたようだね。内容がすごく充実している。調子が悪くてもそれなりにまとめ、よいときにバーディを量産する。すべてが噛み合っている証拠だ」

　フィル・ミケルソン（42）

BMW選手権で3日目トップに立ちながら最終日に逆転され2位タイに甘んじた

「すごいよ、いい選手だ。いまの彼を負かすのは難しい。でもツアー選手権（プレーオフ最終戦）までに10日以上ある。その間に対策をじっくり練るぞ」

　リー・ウエストウッド（39）

最終日同組で回り、マクロイのサンデーチャージを目の当たりにした

「ローリーは才能のかたまり。彼のことは13歳のころから知っているけれど、ここにきてグンと大人になった。本当によいプレーヤーに成長したな」

　ホセ・マリア・オラサバル（46）

月末には欧米対抗戦ライダーカップが控える。マクロイらがいる欧州チームを率いるキャプテン

「連勝してローリーの自信はさらに膨らんだはず。相手の米国選手にとってはイヤだろうね」

　ローリー・マクロイ（23）

かつてタイガーは出る試合すべてで、勝って当たり前の雰囲気をかもし出していた。その頃のオーラが乗り移ったかのような最近の活躍に自分自身で

「勝星を重ねるたび、勝つことが普通になるという感覚がようやくわかってきた。タイガーには遠く及ばないけれど、勝って当たり前のプレーヤーになりたい」