週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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AON揃い踏みにヤニ、チェ、マスターズ覇者。
3オープンさすがの招待選手

　日本オープン、日本女子オープン、日本シニアオープンの特別招待選手（特別承認者）が主催のJGA（日本ゴルフ協会）から発表された。

　まず10月11日から沖縄県・那覇GCで開催の日本オープン。今年は沖縄本土復帰40周年。同大会もその主要なイベントのひとつということで、歴史を感じさせる顔ぶれとなった。日本ツアーを長く牽引した功労者AON（青木功、尾崎将司、中嶋常幸）、倉本昌弘、尾崎直道、地元を代表する形で友利勝良。アマはナショナル選抜メンバーの佐藤大平（東北福祉大1年）。

「沖縄でいくつかプロの試合はありましたが、名選手たちが一堂に会したものはなく、本土復帰40周年を記念するということで、地元の要請に応えたわけです。それに沖縄は日が長いので、参加選手を多くできたのも幸いでした」（3オープントーナメントディレクター戸張捷氏）

　9月27日から横浜CC西Cで開催の日本女子オープンの招待選手はヤニ・ツェン、チェ・ナヨンなど世界の強力選手。ヤニは世界ランク1位（9月8日現在）で、チェは今年の全米女子オープン覇者。2人とも自ら望んでの参加だという。アマでは今年世界ジュニアで男子を抑えて優勝した柏原明日架（日章学園高2年）。

　最後に10月25日から開催の日本シニアオープン（東名古屋CC西C）の招待選手は欧州ツアー賞金王2度、マスターズ勝利（91年）など輝かしい経歴を持つイアン・ウーズナムや欧州ツアーで3勝以上複数勝利を誇るピーター・ファウラーなど。

　この3オープン、商戦にも積極的で、各開催コースとタイアップしてロゴマークを作り、キャップ、トートバッグなど売り出す。「海外メジャー並みに普及させたい」（前出・戸張氏）という。

　海外メジャーに比べて、いままでちょっと格好悪かったキャップやシャツなどのデザイン、改善されるか。

　
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