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これぞ鉄人! という記録だ
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最近、めっきり優勝争いから遠ざかっている横峯さくら。「さくらちゃん、どうしたの?」との声が巷間、聞かれるが、じつは連続予選通過記録は201を数える。棄権を除く数字なので、あくまで参考記録ではあるが、連続201試合、予選落ちしないって、どれほどスゴいのだろう。
女子ツアーの連続予選通過記録は、歴代1位が不動裕理の91試合(3位も80試合の不動)。さくらは先週の日本女子オープンを予選通過し、連続77試合と、ただ今更新中。自身の85試合連続(歴代2位)の記録にも、あと8試合と迫っている。
これらの数字がさくらの「200超え」と違うのは、棄権や失格を除いた予選通過記録だということ。しかし、6年連続賞金王の不動でさえ、100試合に届かず記録はストップ。連続70試合以上の予選通過を2度もしているのは、不動とさくらしかいない。
途中2度棄権したとはいえ、05年伊藤園レディスの予選落ち以降、先の日本女子オープンまでの201試合を最終日まで戦ってきた。
賞金女王争いしている、トップのジョン・ミジョンも2位のアン・ソンジュも3位の有村智恵も、昨年から今年にかけて、一度は予選落ちを喫している。さくらの7年以上予選落ちなしがどれほどスゴい記録かわかるだろう。
しかし、さくらは「あくまでも優勝が目標なので……」と素直に喜べないようだ。「それより賞金女王になった3年前と今のスウィングを比べて見たら、めちゃくちゃになっていました」。しかしそんな初めてのスランプのさなか、トップ10が7回、賞金ランク10位と、未勝利ながら、それなりの成績をおさめているのはさすが。
予選通過記録の更新もさることながら、はやく立ち直って優勝シーンを見せてほしい。
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