週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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日本で3勝。
パンダのようなシャンシャンを襲ったWの悲劇

前年覇者の馬場ゆかり（149センチ）と並ぶと大きさの違いが際立つ

　日本女子オープンを制したフォン・シャンシャン。これで日本では8戦3勝。やっかみも出そうな強さだが、愛嬌のある笑顔やパンダのような体型も味方したのか、会場の横浜CCでは多くの声援を集めていた。しかし、一方でその“パンダ体型”ゆえの悲劇も。

　まず、最初が2日目の「ズボンの悲劇」。その日履いていたズボンのボタンがとれてしまった。ベルトをきつく締めてスタートしたが「ベルトが外れたら……と気が気ではなかった」とシャンシャン。そこで、替えのズボンが届くまでレインウェアで急場をしのいだ。

　もう一つは「チャンピオンブレザーの悲劇」だ。大会では優勝者にブレザーが贈られるのだが、表彰式で彼女が身に着けたのは、どうみても右ボタン、いわゆる「男前」のブレザーだった。

　JGAによると「用意したなかに、彼女（身長172センチ）に合うサイズのものがなく……」と、やむを得ず男性ものを使ったという。

　シャンシャンは今季、日本であと3試合（森永、ミズノ、リコー）に出場予定。賞金ランキングは4位で、トップのジョン・ミジョンと3740万円あまりの差。三大会の優勝賞金総額は5200万円だから、女王の可能性もゼロではない。

　とりあえず、彼女の出場する各大会は、優勝ブレザーのサイズをチェックしておいたほうがいいかもしれない。

　
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