週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 10/30号
2012/10/22更新

1日1000球打っちゃう、
ノーベル賞山中教授は本気ゴルファー

 今年もノーベル賞が発表され、京大の山中伸弥教授(50)が医学・生理学賞を受賞した。一昨年、根岸英一パデュー大特別教授の受賞の際、教授が大のゴルフ好きだと話題になったが、実は山中教授もかなりの腕前なのだとか。

 京大の教授として、過密スケジュールをこなす一方、大阪マラソンに出場するなどアスリートの一面ももつ山中伸弥教授。ゴルフにもかなり“本気”の様子。

 教授にゴルフを教える山本幸路プロによると、「もともと80台前半、ときには70台も出るくらいの腕前」。それが今年の夏ごろからシャンク病に悩まされ、山本プロの門を叩いたのだとか。レッスンの際「シャンクのクセを直すため、1万球打つ必要があります」と伝えたところ、たまたま連休だったという教授から、翌日に「1000球打ちました」とメールがあったという。

 ほっそりと見える体躯は、実はかなり鍛え上げられた「細マッチョ」。山本プロによれば「運動神経もすごくいいし、ストイック。完全なアスリートですね。アメリカ滞在時は研究仲間と早朝ラウンドをこなしてから仕事へということもよくあったそうですよ」。過密スケジュールをこなす体力は、趣味のマラソンだけでなくゴルフで培われたのかも。

 ちなみに教授のシャンクについて、「一時、90台が出るほど不調だったそうですが『1000球』から2週間ほどして『83で回れました』とメールがきました」というから順調に回復中のようだ。ゴルフスタイルとしては、「飛距離が出るタイプ。でも、まだロスがある。あと20ヤードは伸びるんじゃないかな」と山本プロ。

 しばらくは取材攻勢もあって大忙しの日が続くだろうが、早くクラブを握れる日がきますように。その際は、ぜひ本誌で取材させてください、山中教授。

 
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