週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 11/20号
2012/11/12更新

“川岸似”と話題
地味な35歳ハン・リーが初優勝


「川岸さん、サインください」といわれたこともあるというハン(左)。右が川岸

 マイナビで逆転優勝を飾った、韓国系米国人のハン・リー(35)。ルックスが川岸良兼似というのが唯一、話題にのぼったが、いったいどんな選手なの?

 08年から参戦して以来、5年目にして日本ツアー初制覇を果たした彼の優勝は、日本では少々地味な扱い。韓国内でも優勝は報じられたが「77年9月2日生まれで9歳からゴルフを始めた在米僑胞のハン・リーが日本ツアー初優勝」というベタ記事程度でしか伝えられなかった。

 リーをよく知る韓国のゴルフ記者に聞いてみると、「本名はイ・ハンジュ。2歳のときに家族とともにアメリカに渡っており、UCLAバークレー校出身です。00年にプロ転向し、02年、03年と米ツアーのQTに挑戦しましたが通過できず、長らく下部ツアーとアジアツアーに甘んじていました。06年には韓国ツアーにも参加しています」とのこと。

 さらにリーは韓国ゴルフ界のヒーローK・J・チョイとの親交が深いという。

「00年のベルカナディアンオープンで知り合って以来、テキサスにあるチョイの自宅に泊まり込んで一緒に練習してゴルフを教わったり、結婚式に彼と彼の家族を招待したり、家族ぐるみの付き合い」(同ゴルフ記者)

 マイナビの優勝で賞金ランクも15位のリー。愛弟子の初優勝に、チョイもさぞ目を細めていることだろう。

 
【関連記事】
2011/12/13 川岸、武藤、久保谷、羽川。共通点は実家のしごと
2011/11/15 飛距離は父譲り、小技はすでに父より上。17歳・川岸史果の将来性
2011/ 6/ 7 K・J・チョイを熱烈応援するちょいと謎の仲間たち

バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト

ゴルフ会員権情報
ゴルフダイジェストの会員権情報です