優勝1回、賞金ランク7位の森田理香子が、福嶋晃子の年間イーグル数の記録を週替わりで更新した。賞金女王にはなれなかったが“イーグルの女王”襲名だ。
森田の今季のイーグル数は「11」。福嶋の記録(88年ツアー制度施行後)は96年の「9」で、エリエールとリコーで一つずつ奪い16年ぶりに更新した。
今季の森田の総ラウンド数は100・5だから、9ラウンドに1回はイーグルを出したということ。次点は福嶋浩子の6なので、森田の数字のすごさがわかるだろう。ちなみに米ツアーでは、ステーシー・ルイスが93ラウンドで12個とダントツの成績。トンプソン、ツェン、ポーラが8個で続く。
森田のイーグル量産の裏にはドライバーの飛距離アップがある。女子ツアーはサロンパスでの飛距離計測があるが、森田は265・67ヤードでトップ。さらにスウィングがよくなって「去年より曲がっていない」(森田)こともイーグル数の増加に結びついたようだ。
昨年イーグル数1位(7個)だった横峯さくらが飛距離ダウンに悩み、今季2個しかイーグルをとっていないのとは対照的な結果になった。
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