2位のイ・ボミに約2370万円差をつけ、初の賞金女王に輝いたジョン・ミジョン。数字を見ると、今年どれだけ強かったかがよくわかる。
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こんなシーンを今季4回見た
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賞金に直結するといわれている平均ストロークは昨年より1・42も向上して部門ランキング1位。平均パット、バーディ数も1位。パーセーブ率2位、パーオン率は4位と、軒並み上位にランクイン。今季初優勝こそ6月のリゾートトラストと、やや時間がかかったが、そこからトータル4勝。メルセデスランキングでも2位に120ポイント以上の大差をつけて、最優秀選手賞も受賞した。
今季からスタートしたこのランキングは、各試合の上位20位以内に付与されるポイントと、ラウンド数に応じて付与されるポイントによって競われるもので、シーズンを通した安定的な成績が求められるほか、出場試合の多さも決め手になる。ミジョンは30試合に出場。ほかの韓国勢の欠場が多かった11月のエリエールでは、最終日に佐伯三貴に逆転を許したものの、終始トーナメントをリードして2位。ツアーの中心選手であることを印象づけた。
日本ツアー参戦8年目で21勝。目標とする選手は不動裕理で、最終目標は不動も達成した「ツアー通算30勝」の永久シードだ。まだ30歳。夢は現実味を帯びてきた。
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