シーズンオフの期間、JGTO(日本ゴルフツアー機構)では2013年のツアー開幕に向け、いくつかの懸案事項が検討されているが、選手たちの“服装問題”もそのひとつのようだ。
プレー中の服装については、昨年、小誌でも何度か取り上げた。プレー中の奇抜な服装はJGTOでも注意を喚起し、選手も理解を示したというが、問題は移動中の服装だ。
「特に夏がひどい。サンダル、短パン、Tシャツで移動し、公共の場の感覚がない。プレー後のクラブハウスでは派手なジーンズに着替える選手も。公人としての自覚があるのかどうか……」(あるJGTO関係者)
そこでJGTOはなんらかの規制をしようとの検討を始めているのだが、「いい大人に子どものようなことをいうべきなのか」という意見もあり、まとまらないという。
「女子プロ協会では、新人にそれこそ“箸の上げ下げ”まで教育して、スポンサーに好印象を与え、試合数も増え続けている。男子も女子プロ協会のような強硬策に出るべきかもしれませんね」(前出・関係者)
ゴルフは紳士のスポーツでプロはアマの手本。プロゴルファーたるもの、普段の服装もジェントルマン然としていたいものだ。
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