2013年の関東圏・高速道路開通情報を2件。ひとつは首都高速道路・中央環状品川線。もうひとつは首都圏中央連絡自動車道(圏央道)。
品川線は渋谷から五反田、大井南(仮)を結ぶ高速道路。全長8キロのトンネル掘削は完了、今年末の完成をめざしている。完成すれば、10年に開通した山手トンネルとつながり、日本最長のトンネルとなって中央環状線が完結する。同トンネルは地下深くに掘られ(地下30メートル以下は地権者の権利が及ばないため)、日本の最新土木技術が生かされている。「開通すると東名高速へはもちろん、湾岸道路やアクアラインへのアクセスが容易になり、ゴルファーにとってもメリットは大きい。ゴルフ活性化につながることを期待します」とは、ある会員権業者。
もうひとつの圏央道。相模原愛川から高尾山間が今年中に開通予定。ご存じのように圏央道は部分的に適時完成させていき、海老名JCT(最終的にはその先の寒川)につながるのは平成27年度の予定。今年完成する区間で恩恵を受けるゴルフ場は津久井湖GC、長竹CC、相模湖CC、神奈川CCなど。これまで相模湖ICから1時間弱かかったのが半分程度になりそうだ。
また、多摩地区から相模野CC、大相模CC、大厚木CCなどへのアクセスも向上。同じく、東金IC・JCT~茂原長南、茂原長南~木更津東も24年度中開通予定で“ディープ千葉”もアクセスアップ。女子ツアーのサイバーエージェントが行われる鶴舞CC(市原市)でレッスンを行う福田裕至 プロによると「震災などの影響もあり、開通はズレこむようです。ここがつながると便利になるのですが……」
開通が待ち遠しい。
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