米ツアーデビューに先駆け、マスターズからの特別招待を受け、キャロウェイとの破格な契約を交わした石川遼。海の向こうの評判は?
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米ツアーデビュー戦で予選落ちも、米国で評判のいい石川遼
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アジア市場を視野に入れた戦略的招待と前置きしつつ米マスコミは、「最近10年でここまで例外的に招待を受けた選手はいない」と皮肉った。「日本ではロックスターのような存在だが、昨年は泥沼のスランプに陥り、太平洋マスターズに勝つ前は世界ランク91位(現在83位)まで落ち込んだ」と手厳しい。
しかし、実際記者たちに話を聞くと理解を示す声も。「マスターズは実力が全くない選手は招待しない」とAP通信のダグ氏がいえば、「日本版リッキー・ファウラーでしょ? カリスマ性があってハンサム。我々がファウラーに期待しているのと同じだから理解できる」(NYタイムス)。
「昨年のプエルトリコでも勝つ寸前までいったし、近いうちに優勝するのでは?」(ゴルフウィーク)。
しかし、莫大な契約金で移籍したキャロウェイの先輩プロ、ゲーリー・プレーヤーは苦言を呈す。「イシカワには日本初のメジャーチャンピオンになってもらわないと困る。きちんとしたコーチについて正しい方向へ進み、自力で出場して欲しい」
とはいえ、石川が特別招待されるのは今年が最後。米ツアーの正式メンバーに特例は認められないからだ。
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