ゴルフ界最大の問題のひとつであるゴルファーの“スロープレー”。全米ゴルフ協会(USGA)が本格的な対策に乗り出した。
2月2日、米サンディエゴで行われたUSGAの年次総会で、協会トップのグレン・D・ネイガー氏が具体的なスロープレー防止策を発表した。
ポイントは5つ。①スロープレーの原因究明②データに基づくスロープレーモデルの開発③USGAのスロープレーレイティングシステムの改善④個々のゴルフ場でのスロープレー防止喚起⑤プレーヤーに対する教育の強化。
今後は、以上の5点を徹底し「ゴルフをダメにしている」といわれるスロープレー撲滅を目指そうというわけだ。
USGAのエグゼクティブディレクター、M・デイビス氏は「年々スロープレー化が進む全英ならびに全米オープンでは1ラウンドに6時間以上かかっているような状態。集中しろというほうが無理」と現状を嘆き、USGAがきちんとした対策を立てることの重要性を語っている。
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