「逆」という名前のパターが話題になっている。オデッセイの最新モデル「ヴァーサ」がそれ。今季序盤、石川遼がヴァーサ♯9を使い、“白帯パター”と注目を集めたものだ。
名前の由来は「逆、反対」の意の英語「Viceversa」。黒と白のコントラストを強調した“シマウマヘッド”を採用しているのが特徴。オデッセイは「2ボール」をはじめ「D.A.R.T」や宮里藍が長年使用する「テロン」に代表される、アライメントしやすいパターヘッドを発表してきた。
昨年発売された「ホワイトライズix」はヘッドに太い白帯を施したモデルで、「ヴァーサ」はさらに、白黒をストライプさせたシマウマのようなデザイン。写真のように縦線の“白帯”と“黒帯”があるほか、“横線”のタイプもある。
同社によれば、7割のゴルファーが目標に対して真っすぐフェースをセットできていないという。帯を強調したヘッドはフェースの向きがわかりやすく、アドレスでスクェアにセットアップしやすいという。それができればパットは6割は成功といわれるゆえん。
ジャンボ尾崎が使用した「ウォズ」や、細い横線の入った「ゼブラパター」、素材の違う黒とグレーによるストライプの「ネバーコンプロマイズ」など、ラインやコントラストを強調して大ヒットしたモデルが過去にあるが、今回の「ヴァーサ」、果たして大ヒットとなるか。
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