週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 3/12
2013/3/4更新

いまどうなってる?これからどうなる?
太平洋クラブスポンサー選定

 PGMによるアコーディアゴルフへのTOB騒動ですっかり影が薄くなっていたが、太平洋クラブのスポンサー選定が進んでいる。

 1月23日付で、管財人の永沢徹弁護士が太平洋クラブのHP上で今後のスケジュールを明らかにしたのだが、これによると、一次入札を通過したのは全部で3社。1月28日から3月25日までの約2カ月間で一次入札通過者による資産査定やマネジメントインタビュが行われ、二次入札の実施は4月1日。4月2日からの3日間で二次入札者によるプレゼンが行われ、結果が出るのは4月22日。4月30日にスポンサー契約を結び、更生計画案提出は8月30日。その後債権者集会が開かれ、正式にスポンサーが決まるという。

 最大の関心事である一次入札を通過したのは誰なのか。実はこれが諸説紛々飛び交っているのである。会員組織である「新太平洋クラブを創る会」が推すマルハンが本命であることに違いはないが、残る2社のうち1社はなんとゴールドマン・サックス(以下、GS)。アコーディアのかつての親会社であり、PGMの神田有宏代表の古巣である。  

 PGMは2月12日に開催された、同社の決算説明会の場で、神田代表本人が一次入札落選を公言しているのだが、実際のところは補欠扱いになっているとの説が有力だ。  

 それでは残る1社はどこなのか。明らかにならぬまま、既に2次入札への参加を辞退したのではとの説もある。マルハン、GSの一騎打ちとなり、何か不測の事態が起きればPGMにもチャンスが廻ってくるということだろうか。

 
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