先週開幕した女子ツアーで、4年ぶりの“賞金女王奪冠宣言”をした横峯さくら。週刊ゴルフダイジェスト2月19日号と26日号で、連続掲載した「さくらスランプ脱出計画」が、復活へのきっかけになりそうだ。
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週刊ゴルフダイジェスト2/19号
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「脱出計画」は、本誌連載陣やツアーコーチらが、さくらの不調を開幕までの1カ月で、解決するためのアドバイス集。そのなかに、さくらにとって大きなヒントがあった。
「ツイストです、ツイスト!」昨年まで、ピッチングが、ウェッジだということを知らなかったほどのさくらが、開幕戦でいきなり、流行りのスウィング理論を連呼するようになったのだ。
本誌でもおなじみの武市悦宏のツイスト理論とさくらのトレーニングと練習法がピタリとハマった。
さくらは、ツイストボードという体幹を鍛えるトレーニングを繰り返し、スケートボードの上でショット練習を繰り返した。
武市のアドバイスは「振り遅れるから、スライスする。それにはツイスト」
直ドラをしたり、短いクラブで打ち込んだりしたさくらは、自ら編み出した練習法と合わせて、飛距離を取り戻した。
さらに今季は、「レギュラー」(強いフェード)「ストレート」「ドロー」の3種類の球筋を武器にするという。「マネジメントの幅を広げれば、賞金女王に近づけるから」というさくら。
取り戻した飛距離と3種類の球筋を武器に、賞金女王に向けた、さくらがスタートを切った。
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