開幕女王の森田理香子が師事するのは岡本綾子。昨年から、服部真夕、若林舞衣子など“チームアヤコ”の面々が続々と勝利を挙げ、話題だ。「われもチームのメンバーに」という人はアヤコ本を読んでみたら?
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アヤコさんのエッセンスがぎっしり
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現在、岡本関連の著作は書籍24冊、動画でDVD1本、VHS3本など。書籍はレッスン書のほか、城山三郎ら作家による“岡本賛歌本”もある。岡本が読者のゴルフの悩みに応える「週刊ゴルフダイジェスト」連載をまとめた「岡本綾子ゴルフの、ほんとう。」(小社刊・全2巻)も新書化され、発売中だ。
アヤコ本の多くを構成するライターの松本正志氏は、弟子たち──森田、服部、若林、青山加織、表純子──とのやりとりを見て、岡本が慕われる理由をこう話す。「ああしろ、こうしろ、これはダメあれはダメとは決していいません。打たせてみていいショットが出たら、そのときの打球音、感触、取れたターフの形などを忘れるな、考えろと。自分が師匠につかず、自身の五感を磨いて育っただけに、うまい人を徹底的に観察しなさいともいいますね。『悩むな。悩んでもムダ。考えろ……。考え抜いてもわからないのは人間関係だけ(笑)』と自嘲気味のオチもつけるのがクセですが。この自分で考えさせる姿勢が若い人の支持を得ているのだと思います」。
アヤコの教えはセルフチェック主体のアマチュアにも十分参考になる。この春、アヤコ本を読んで森田になる?
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