約2年間守り続けた世界ランク1位の座をステイシー・ルイスに奪われたばかりのヤニ・ツェンが大チョンボをやらかした。連覇がかかったキアクラシックでプロアマ戦に遅刻。大会棄権を余儀なくされたのだ。
「今後は追いかける立場としてナンバーワン奪還を目指します」と宣言したばかりのタイミングでの遅刻。しかも理由が「朝寝坊」だったから関係者の逆鱗に触れた。
「お恥ずかしい話ですが、前日から体調がすぐれず寝すごし、遅刻してしまいました」と本人。じつは米ツアーではプロアマを無断で休むと本戦に出場できないというルールがある。不況とスター不在のせいで自国開催試合が激減している米女子ツアーは、近年テレビCMなどで人気回復に躍起になっている。そんな矢先に“ツアーの顔”が大チョンボ。これでは自覚不足といわれても仕方がない。周囲からは「母国台湾でヤニはセレブ。芸能人との交流も活発で、以前ほど練習に身が入っていない」と指摘する声も。猛省と奮起を期待する。
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