週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 4/9

2013/4/1更新

公私ともに好調。
タイガーに“ボン”と正月が一緒にきた？！

　タイガー・ウッズの活躍で米国のゴルフ中継視聴率が急上昇している。ゴルフ人気を支えるのはやっぱりこの虎のようで……。

この人が強いとやっぱり盛り上がる！

　直近でいうなら、タイガーが優勝したキャデラック選手権。最終日のＴＶ視聴率は4.4％で、500万人がＴＶ中継を見た計算になる

　タイガーが37位タイと沈んだ前週のホンダクラシックの最終日視聴率は2.3％と、キャデラックのほぼ半分。つまり、タイガーの優勝争いが約200万人の視聴者を増やしたということになる.

　米国ゴルフの隆盛は1960年代、英雄、アーノルド・パーマー、続いてジャック・ニクラスの活躍が、全米にＴＶ中継されたことが嚆矢となっているのは万人の認めるところ。

　日本でもジャンボ尾崎の出現がＴＶ中継を飛躍的に増加させ、ゴルフブームを到来させた。最近では石川遼の活躍だ。

　37歳のタイガー。スランプ時は「もう勝てないのでは」などといわれもしたが、その輝きは健在なことをＴＶ視聴率というわかりやすい形で証明したことになる。

　スキーの五輪金メダリスト、リンゼイ・ボンとの恋愛も堂々と宣言し、例のセックススキャンダルのダーティなイメージも完全に払拭？

　「アメリカ人はスキャンダルをその時に罰しはしますが、それを乗り越えることが好きというか、それには拍手喝采を送るのですよ。ビル・クリントン元大統領の例を出すまでもありませんが……」（TV解説者・岩田禎夫氏）

　公私ともに絶好調。タイガーに盆（ボン）と正月が一緒に来た?!