2010年全米オープン覇者、グレーム・マクダウェルが使用する日本未発売のドライバー、クリーブランド「クラシック290」が並行輸入品として、安値で日本市場に出回り始めている。メジャーチャンプが使う“激安モデル”って?
|
マクダウェルの気になるドライバー
|
新橋のディスカウントゴルフショップ「ジーパーズ」では、なんと8800円。昨年まで米国で3300ドルy(日本円2万8000円程度)で流通していたことを考えると、驚くほどの安値だ。
「クラシック」と銘打っているだけあり、往年のパーシモンクラブを模したつくりが特徴。洋なし型の形状に加え、こげ茶色のヘッドに、パーシモンクラブに装着されていたソールプレートとフェースインサートに見立てて、相当する部分を黄土色に塗装するなど、パーシモン調のレトロなデザインだ。「パーシモンがそのまま巨大になったようなチタンドライバーで、打音もパーシモン。締まった静かな打感で、操作性の高い感じも当時のクラブの雰囲気を醸しています。弾く感じではなく、ボールの食いつき感があるのも特徴」と、本誌連載ゴルフギア探検隊隊長の児山和弘氏。
クリーブランドといえば、クリーブランドといえば、日本企業のダンロップの傘下。このクラブにはダンロップの看板シャフト「MIYAZAKI」が装着されている。この「クラシック290」は日本未発売の昨年モデルだが、後継モデル「クラシック XL」は、4月中旬に日本でも発売予定。カラーはブラックになったが、レトロな外見はそのまま。シャフトは前作同様「MIYAZAKI」の「ビー・アシャ」。こちら、マクダウェルの使用はまだのようだが、とくにパーシモン世代のゴルファーの注目を集めそうだ。
【関連記事】
2013/4/9 むちうちから復帰の藍。飛距離UPのかげに420㏄“ちょい小顔”ドライバー
2013/2/5 〝カチャカチャ?に〝飛ぶ溝"アダムスの新モデルはテーラーのいいとこ取り!?
2013/1/22 ヘッドを重くできてミート率UP! 手元重心ドライバーぞくぞく登場
|