開幕4戦連続でトップ3入り。森田理香子の快進撃が止まらない。
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今年は記録ラッシュになる?
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開幕戦のダイキンをプレーオフで制すると、次戦から3位、2位、3位タイと連続トップ3。第3戦Tポイントレディス2日目11番から、第4戦アクサレディス最終日14番までは76ホール連続でノーボギー。これはアニカ・ソレンスタム(80ホール)、宮里藍(77ホール)に次ぐ、日本ツアー3位の記録だ。
森田の好調を裏づけるのが68.3333という平均ストローク数。菊地絵理香に0.92打差をつけての首位。
日本女子ツアーの平均ストロークが初めて「72の壁」を破ったのは84年のこと。奇しくも森田の師匠である岡本綾子が71.67で初壁破り。86年に、やはり岡本が71.67を出した後は、長い間アンダーパー記録は出ず、3度目は97年福嶋晃子の71.9580。間もなく、平均ストローク1位はアンダーパーが当たり前との時代が到来するが、過去最少が昨年のジョン・ミジョンが出した70.1788と、いまだ「70の壁」は破られていない。
昨年は11個のイーグルを奪ってイーグル女王に輝いた森田だが、パワーに加えて安定間も増した今年は70の壁を破る可能性もありそう。
アクサ終了後には世界ランクも36位まで上昇、6月の全米女子出場の25位(5月1日か6月24日時点)まであと一歩、8月の全英女子は開幕からサマンサ終了までの賞金上位5名だから“当確”だ。
まだ序盤で気が早いといわれそうだが、森田が今年のツアーの台風の“目玉”であることは間違いない。
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