「300ヤードスプーン」のうたい文句で発売前から話題となっていたキャロウェイの新モデル「Xホット」FW。その売れ行きが好調、2月下旬の発売以来、6週間連続で売り上げNo.1(※)となっている。3月には初回入荷が欠品するところも出たが、4月に入り入荷状況も安定してきたようだ。
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まさにホット!
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開発者のルーク・ウィリアムス氏がスプーンで300ヤードョットを放つネット動画のプロモーションから人気に火がつき、その後も石川遼やベ・サンムン、ブレンダン・ジョーンズなどの契約プロが300ヤードショットを放つネット動画を公開。とくに石川の動画は短期間に3万回以上再生された。石川は同モデルの小ぶりなタイプ「Xホットプロ」の3Wを使用し、ツアーでも300ヤード超えを記録。同社の看板フィル・ミケルソンも使用を開始しており、マスターズに向け調整中だ。
反発性能を高めるため、従来に比べフェース厚を薄肉に設定し、浅く低い重心位置で強い弾道を生む設計。地面からでも打ちやすいシャローフェースで「ハードヒッター向けだと思ったら、意外と打ちやすかった」という声が多い。「単に飛ぶクラブではなく、やさしく飛ばせるFWを目指して開発したことが、幅広いレベルのゴルファーに支持されている要因だと考えています」(キャロウェイゴルフマーケティングディレクター倉島隆夫氏)。
300ヤードドライブは無理だとしても、これで短いパー5の2オンも夢でなくなるかも。
(※1)GfK・ライフスタイルトラッキングジャパン株式会社が全国有力ゴルフ用品取扱販売店において収集した実績に基づく「フェアウェイウッドシリーズ別販売金額シェア」
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