週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 5/21
2013/5/13更新

すでに稼働も。
ゴルフ場を利用したメガ太陽光発電

 原子力発電の代替エネルギー確保として休耕地などを活用して大型太陽光パネルを設置、発電を行う「メガソーラー計画」が注目を集めているが、閉鎖したり、計画中止になったゴルフ場の跡地を利用したケースが増えている。

 昨年7月から「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」がスタート。再生可能エネルギーによって発電された電力を電力会社が一定の金額で買い取ることが義務づけられ、太陽光発電の買取金額は1キロワット当たり42円と高めに設定されていることなどもあり、多くの企業が発電事業に本格参入し始めているのが現状だ。そうしたなか、ゴルフ場の遊休地や閉鎖、中止となったゴルフ場の跡地にメガソーラー基地を建設しようという動きも顕著になってきている。

 現在すでに稼働しているのは榛名CC(群馬県)、瀬戸CC(高知県)、北郡山CC(福島県)などまだ少数だが、鬼怒川CC(栃木県)が閉鎖している9ホールを利用して北関東最大の1500万キロワット時のメガソーラーを建設する計画を進めている。ほか、ラフォーレ白川GC(福島県)、吉野桜GC(奈良県)、美州CC(群馬県)、グリーンランドリゾートGC(熊本県)など各地で建設を予定。ゴルフ場を利用したクリーンな太陽光発電、今後もさらに増えていきそうだ。

 
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