昨年5月6日、巨大な竜巻に襲われ、コースやクラブハウスなどに大きな被害を受けた益子ヒルズGC(栃木県益子町)。あれから1年、すべての復旧工事・整備が完了し5月15日に無事、再オープンした。
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一昨年の震災、昨年5月の竜巻と立て続けに被害にあったが、クラブハウスもオープンし完全復活
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竜巻が起こったのは午後1時頃。クラブハウスは屋根がはがされ、建物全体が浮き上がって床が傾いた。また、クラブハウス周辺に置いてあったカートが巻き上げられ、それに当たった女性従業員がケガをしたほか、コース内の樹木約100本がなぎ倒された。さらにネットの支柱がねじ折れたり、グリーンには大量の瓦礫が散乱し、悲惨な状況だった。
「コース内の散乱物などの処理もさることながら、竜巻から約20日間クローズしていたあいだのコースの維持がもっとも大変でしたね。クラブハウスは使用を断念して建て直し、去年11月に仮オープンしましたが、カート置き場にすることになった旧ハウスの改修が終わりましたので、今回晴れてグランドオープンとしました。この日が迎えられて本当に嬉しい。感無量です」(同GC担当者)
15日には「益子ヒルズグランドオープン記念コンペ」を開催、約160人が参加して盛況だったとか。
つい先日、米オクラホマ州を襲った巨大竜巻のニュースが日本にも伝えられてきたばかり。気象庁の「竜巻注意情報」などをチェックし、普段から注意を払いたい。
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