大山志保に"勝てそうで勝てない"試合が続いている。
「もう、変わらないとダメ。今年が勝負の年です」と話していた3月。大山の地元、宮崎での新トーナメント、アクサで2日目2位につけながら失速。4月のヤマハ、フジサンケイ、5月の中京ブリヂストンでも、好位につけながら同じような惜敗を重ねている。「1月からスウィングを変え始めて、思うスウィングができるようになったのが2月の最後の週くらい」と大山。
亜脱臼のようになった肩の怪我に不安はないといいながら、3月時には「痛みも減って」と表現しており、完治はしてはいなかったようだ。
好調だったショットが最終日に乱れるというのが大山が崩れるパターンだが「技術面はたぶん、以前よりある。それに気持ちがついてきていない」という。
痛くないはずの肩が、最終日、心のどこかで気になってショットに影響するのか。それとも、じつはまだ肩の怪我は完治していないのか。
「技術って何割だろう……あたしのなかでは半分いかない」というほど、大山の場合メンタルの影響が大きいという。2年ぶり優勝で大山復活の日はいつ?
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