週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/2
2013/6/25更新

千葉の公立小学校で
ゴルフの部活始まる

 今週開催のツアー選手権では、空きホールを使ってスナッグゴルフ大会が開催される。プラスチック製のクラブと大きく軟らかいボールを使用するスナッグゴルフは約420の小学校の授業や部活で取り入れられるなど全国で盛んになっているが、"普通のゴルフ"の部活がある、うらやましい小学校が千葉県にあった。

 今年4月からクラブ活動にゴルフを採り入れたのは千葉県匝瑳市立匝瑳小学校。「ゴルフを通じて個性を育て、教育につなげていければ」と、すぐそばにある練習場の松山ゴルフクラブ経営者でティーチングプロの堀江久典氏が全面協力。ジュニア用に特注したクラブとプロによるレッスン、ボール代も無償で提供する。

 小学4~6年生の9人が毎月2回、午後からレンジやショートコースを使って練習を行っている。「ボールを飛ばす、パターでカップに球を入れる純粋な楽しさを感じてほしい。また、打席では静かにする、ほかの子が打っているときは後ろで座って待つなど、しつけ、マナーにも役立つと思います」と、自身も指導に携わる横須賀裕一支配人は語る。

 ちなみに、全国で最初に小学校ゴルフ部を創ったのは、沖縄県那覇市の市立壺屋小学校で、2002年にクラブ活動に導入された。

 これらの活動がゴルフの裾野拡大につながることを期待したい。


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