週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/16

2013/7/9更新

ひじ痛で４週間ゴルフおあずけ、
クラブ＂熟考＂のタイガーが本格始動

　全米オープンは32位タイと不発に終わったタイガー・ウッズ。その後、左ひじの痛みのため４週間の休養をとっていたが、７月18日開幕の全英オープンに向けて本格的に始動したようだ。

　全米オープンでは、ヘビーラフからのショットで古傷の左ひじを痛めたウッズ。６月27日の公式会見では「（練習はしていないが）全英に向けての調整はうまくいっている」と、ミュアフィールドまでには間に合うとアピール。

　それを受け、ブックメーカーによる全英オープン最新優勝者オッズはウッズが８倍で断トツ１位。２位のローリー・マクロイは12倍、マスターズチャンプのアダム・スコットと全米オープンチャンプのジャスティン・ローズが共に20倍。リー・ウエストウッド、ルーク・ドナルド、フィル・ミケルソンが25倍だ。

　会見では「医者のいうことをちゃんと聞いて、いまはクラブを握っていない」と話していたウッズ。そのかわりといってはなんだが、ゴルフクラブの調整には余念がない。もともと、今年初めからナイキのコバートドライバーをテストしてきた。試合ではずっとＶＲツアーを使用しているが、メモリアル、全米と成績が振るわず、コバートドライバーにチェンジする可能性も含めて熟考中のようだ。愛用の３ＷのＶＲプロがマスターズで壊れてしまい、すでに３Ｗと５Ｗはコバート使用に踏み切っているが、この休みを利用してドライバーもコバート使用を検討しているのだという。さらに、通常の〝赤×黒ヘッド〟ではなく、〝黒バージョン〟にするという噂も。

　４週間の熟考を経て、タイガーのティショットが炸裂、15個目のメジャートロフィを手にすることができるか。