横峯さくらが日医工で100試合連続予選通過の記録を達成。女子は今季から4日間のトーナメントも増え、体力的にもハードななかの偉業。さくらの何がすごいのか、99年賞金女王の村口史子に解説してもらった。
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鉄人ゴルファーさくら
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足掛け3年予選落ちなし。今季、不動裕理が持っていた91の記録を塗り替えると、その後は毎試合、記録について尋ねられながらも淡々とプレー。日医工は予選カットラインが2アンダーとツアー最少となったが、4アンダーでクリア。100の数字に達した。
横峯の記録について、村口は「去年、優勝できなくて苦しんだにもかかわらず、予選を通過してきたのはすごい。若い選手もどんどん出てきて、予選カットラインも厳しくなっているなかでの記録ですから」と絶賛。
安定した結果を出し続けていることに「平均的にすべてのプレーのレベルが高い。もちろん、勝てなかった時期にはドライバーショットが悪くなったり、パットが入らなかったりしたこともある。
それでも予選を通るのは、大きなミスがないから。普通、初日に出遅れると誰でも予選落ちを考える。それなのに2日目しっかりプレーして通過してきたのは精神的な強さがあるから。決して自分のペースを崩さないのも理由でしょう」と話す。
肉体的にも精神的にもタフなさくら。次に目指すすはタイガーの記録、142だ。
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