「ゴルフ場銀座」の異名もある千葉県市原市の南部。かつては東京方面からのアクセスが悪かった同地域を、この4月にアクアラインからつながる圏央道が開通。所要時間が20~30分も短縮された一方、利用者の増加により予想外の渋滞も起きているという。周辺ゴルフ場に対策を聞いた。
「おかげさまで圏央道の市原鶴舞ICの開通以降、ずっと土日は予約でいっぱいです」と話すのは、同ICから約14キロのデイスターGC。都心方面からの所要時間は20分短縮されたそうだ。
同ICの恩恵を受けたゴルフ場は多いが、そのためゴルファーが殺到する休日は、同ICの出口付近で渋滞が発生することになった。抜けるのに20~30分もかかるケースもあるという。
「渋滞に巻き込まれ『焦りました』と慌ててやって来るお客さまもいらっしゃいます」(グレートアイランドC)
そのため前記2ゴルフ場とも、休日の往路はアクアラインからもう一つ先の茂原長南ICで下車するアクセスを推奨している。
また、市原鶴舞ICから約7キロの千葉よみうりCCでは、逆にひとつ手前の木更津東IC下車を勧めている。
「渋滞がなければ市原鶴舞からは10分。一方、木更津東からは25分程度かかるんですが、土・日はこちらのほうが確実に時間は読めます」
この方面でプレーの際には、あらかじめゴルフ場にアクセスを相談したほうがよさそうだ。
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