週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 9/3

2013/8/27更新

世界ランクいよいよ20位台。
松山英樹、秋の舞台は世界だ。"代表選" が目白押し

　今季、マスターズを除くメジャー３大会に出場し、すべて20位以内と上位フィニッシュした松山英樹が、レギュラーシーズン終了を待たずに米ツアーの来季のシード権を確実にした。

　米ツアーの来季シード権は、フェデックスカップポイントの１２５位以内または今季に限り賞金ランク１２５位以内にも与えられる。ツアーメンバー外の選手は、それに相当する賞金を稼ぐのが条件だが、今季は60～65万ドル（12年は64万７５１０ドル）がひとつの目安とされていた。全米プロ選手権で25位以内を目標にしていた松山だが、結果は19位タイ。獲得賞金額は67万ドルを超え、賞金ランク１１３位に相当する金額に達した。

　米ツアーは今年から装いも新たに10月第２週（トーシンの週）から＂２０１３-２０１４シーズン＂として開幕。松山も初戦から参戦する意欲を見せている。

　それに先立ち、松山は10月３～６日に米国で開催される米国ＶＳ世界選抜対抗戦のプレジデンツカップへの出場も確定。世界選抜は、欧州と米国出身者を除く世界ランク上位10人が自動的に選抜され２人がキャプテン推薦で入り12人のチームになる。ランク29位の松山は、世界選抜では６番目にランクされている（８月18日現在）。

　さらに、12月20～22日に中国で開催されるアジアＶＳ欧州のロイヤルトロフィのメンバーに決まり、11月21～24日に豪州で開催されるワールドカップ（Ｗ杯）に日本代表として参加する可能性もある。

　Ｗ杯は国別対抗戦として２人１組の団体戦で09年以降は奇数年に開催していたが、今年は16年のリオ五輪を想定して60選手によるストローク競技となる見通しだ。同週は、松山が契約するダンロップの週だが、松山はどう決断するのだろうか。

※米ツアーはフライズドットコムから来季分。日程は日本ツアーの開催日で★の試合は開始日が異なります