週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 9/10

2013/9/3更新

「英語はぜんっぜん」は謙遜？
松山帰国会見

　海外での５試合転戦を終え、来季の米ツアーシード権を獲得した松山英樹が帰国会見。言葉少なめの＂松山節＂ではあったが……。

　── 見事米ツアーシード権獲得。いまの率直な気持ちは？

松山
狙ってはいたけど、こんなにうまくいくとは思わなかったので、うれしいですね。でもまだまだ（上位とは）差があるなと。飛距離もそうですけど、ショートゲームも。いろんな部分でまだまだ全然足りません。

　── トッププロとのプレーでつかんだものは？

松山
あんまりつかんではないんですけど……。このまま順調に、トレーニングとかをやっていけば、少しずつでも差が縮まっていくかなとは思います。

　── 今回は＂転戦＂でした

松山
やっぱり移動はしんどいなと正直思いました。今回はそんなに時差がないところだったんで、時差があったらもっと大変だったと思います。そのへんも対処しないと……。（米ツアー経験のある選手に）聞くこともあるかもしれないけれど、結局は自分で考えると思う。自分で困ったほうが身になると思うので。

　── 英語には慣れてきましたか？

松山
ぜんっぜんですね。ダメだけど、わかんないものは仕方ないですよね。それで５週間やれたんだから、やっていけるんじゃないっすかね。ストレスにはなってないです。
※阿部監督は「本人はああ言ってますが、けっこうしゃべれるし、あっちの選手のなかにもどんどん入っていける積極性も出てきた。＂ナイスプレーヤー＂とお褒めの言葉ももらっています」とコメント。

　── ツアーはすぐに来季が始まりますが、目標は？

松山
ショートゲームをしっかりしないと、すぐにボギーを打ってしまうので、そこは重点的にやりたいです。スタートダッシュできたらいいけど、それができるような舞台ではないと思うし、１戦１戦大事にするしかないです。目標はシード権と優勝です。

　── 今年のスケジュールは？

松山
10月（１週）にプレジデンツカップがあるんで、９月の終わりぐらいからまたアメリカに行って、そのままアメリカ。シードをとったんだから、そうしないと意味がないので。３～４試合は出ると思います。日本の試合もそうですね、出ると思います。（米）シードをとったからといって、何か変わるわけじゃないんで、いままでどおりのプレーを（日本の）みんなに見てもらって喜んでいただければいいと思います。