男子ツアーは6週間のオープンウィークを終えたが、この間、選手たちはのんびりしていたわけではない。とくに選手会長の池田勇太は、仙台で行われたスナッグゴルフ大会で大ハッスル。
JGTOが支援する小学生対象の「スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会」は今回で11回目。これまでは茨城県で行われてきたが、初めて宮城の仙台(仙台ヒルズGC)を選んだのが東北福祉大出身である池田だ。「2年半前の大震災で、いまだに苦しむ人が大勢いる。子どもたちになんとか笑顔を……」との思いからだった。
本番の前々日、仙台入りした池田はコース設営のほか、NHKの番組に出演するなど広報活動にも余念なし。大会当日もJGTOドリームチーム(池田、小田孔明、薗田峻輔、浅地洋佑、伊藤誠道、河野祐輝)をつくり、小学生と共に汗を流した。
試合には全国から23校が(福島県、宮城県からも各1校)エントリーし、優勝は広島県の広島市立三ツ城小。さらに、池田はその翌日、出場した子どもたちと被災地を訪れる社会学習見学会にも参加している。
子どもたちの心に"ゴルフの灯"はともったか。
【関連記事】
2013/4/30 石川遼プロデュースのチャレンジTが開催
2013/4/2 人気回復へ。選手会長・池田勇太張り切ってます!
2012/1/3 ゴルフ界も動いた! 震災チャリティ東奔西走した選手たち
|