週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 10/8
2013/10/1更新

元祖飛び系3W。
外ブラ2強とはちょっと違う性格

 テーラーメイド「ロケットボールズ」やキャロウェイ「Xホット」など"飛び系のスプーン"の人気はすっかり定着。これまでは"外ブラの得意分野"というイメージだったが、国産メーカーのプロギアが「エッグスプーン」の3代目を登場させた。


凹みが特徴のエッグスプーン

 ショップで3Wの売れ筋といえば「"300ヤードスプーン"と話題のキャロウェイ『Xホット』とテーラーメイド『ロケットボールズ』が2強。どちらも重心を浅くしてスピン量を減らした飛び系3Wですね」(本誌「ゴルフギア探検隊」の児山和弘氏)

 そこに"割って入った"エッグスプーンはこれが3代目。初代が出た際は、高音で大きな甲高い打音が賛否両論となる一方、飛び性能は高く評価されるなど話題を呼んだ。2代目はクラウン部分が大きく凹んだ独特のヘッド形状で、3代目でも凹みは踏襲。モーフィングという技術で高初速エリアを拡大し、フェースセンターでの反発係数値は0.825とルールの限界近くまで高められているという。

 さらに、前出の児山氏は「キャロウェイとテーラーが重心を浅くしてスピン量を減らして飛ぶよう工夫しているのに対し、エッグの重心は形状からもわかるとおり、やや深め。ゼクシオやファイズなど国内メーカーのモデルもやや深めで、力のない日本人ゴルファーをターゲットにした飛び系といえるでしょう」と話す。

 "飛びスプーン市場"が新たなステージに入りそう?


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