米国と世界選抜の対抗戦、プレジデンツカップが今週10月3~6日に開催される。世界選抜の副キャプテンを丸山茂樹が務め、松山英樹が出場するとあって、例年以上に注目が集まっている。
舞台となるミュアフィールドビレッジGCは、帝王ジャック・ニクラスの故郷に彼とデズモンド・ミュアヘッドの共同設計で造られた。米ツアーのメモリアルトーナメントを開催していることでも有名。
現地へ先乗り取材したレックス倉本は「18番パー4を40ヤード伸ばした以外、メモリアルと同じセッティング。ただし、時期が違うためコースコンディションは少し違い、バーディの取りやすい設定になりそうです。ニクラスのコースらしくセカンドショットのコントロールが要求され、グリーンの傾斜が比較的強く、考慮して攻めなければなりません。カップ戦ならではの攻め方が見られる最高の舞台です」とレポートしてくれた。
これまで世界選抜は1勝7敗1分けと惨敗。今回も世界ランク30位入りの人数(米国選抜は12名全員、世界選抜は6名)でいえば不利だが?
「マッチプレーでは強い者が必ず勝つとは限らない。それにミュアフィールドには面白いデータが残っています。同コースで行われた欧米対抗のライダーカップ(87年)では、米国が本国開催で欧州に初めて負けました。また、そのライダーカップでは08年、欧州チームの初参加者6名が大活躍して、圧倒的不利を覆しています。今回も世界選抜は新人が過去最多の7人。下馬評をひっくり返すかも」(倉本)
初参加の松山英樹のデキが勝負のカギともなりそうだ。
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