週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/19

2013/11/12更新

大阪学院大躍進の秘訣は
１に環境、２に同じ釜の飯？

　大学ゴルフでは、東北福祉大と日大の２強に大阪学院大が割って入ろうとしている。

日本アマVの大堀裕次郎くん

　全日本大学ゴルフ対抗戦では、１位日大、３位東北福祉大にまさに割って入る２位。個人でも活躍が目立っており、関西アマ、日本アマを立て続けに制した大堀裕次郎くん（４年）、アジアパシフィックアマで２位の長谷川祥平くん（２年）、先週の朝日杯日本学生ゴルフで優勝した木下稜介くん（４年）も大阪学院大だ。

　関西学生ゴルフ選手権では10位タイまでの11人のうち優勝含む９人を占め、もはや敵なしといった圧倒ぶり。

　学生ゴルフを見続けてきたジャーナリスト、福島靖氏（現在、日本学生ゴルフ連盟顧問）は「芝から打てる練習環境を作ることが必須条件。福祉大も大学寮と、芝から打てる練習場を充実させたことから人材が育った」

　大阪桐蔭高から大堀くんと一緒に大阪学院大に赴任した井上尚彦ヘッドコーチは「スカウトも大事ですが、いちばんは環境。地方からきた子は大学寮に必ず入れます。近辺９コースと提携し、無償でラウンドできる環境を整えた。もうひとつは、練習でもラウンドでもコーチが必ず同行し、選手と一緒になって苦楽を共にすることです」

　環境と選手層の厚さが大阪学院大躍進の秘訣か。