週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/19

2013/11/12更新

名門・小野ＧＣ
女性クラチャンはママさんドクター

　大学ゴルフ部出身やプロ予備軍の女子クラチャンはまれに聞くが、正真正銘、社会人となると珍しい。

小野ＧＣ初の女性クラチャンになった大江さつきさん

　名門・小野GC（兵庫・1961年開場）のクラブチャンピオン大会（男性22名、女性２名が出場）を制した女性の名は、大江さつきさん（44歳）。小学生２人のお子さんを持つママさんゴルファーだ。それも医師という多忙な仕事をかいくぐり、決勝進出２度目にしてつかんだ栄冠だった。

「ゴルフを始めたのは大阪大医学部２年生（20歳）のころ。同好会に入ってからです。母親が競技ゴルファーだったので影響を受けましたが、高校まではバレーボールをやっていてゴルフとは無縁でした」（大江さん）。それが７年後にシングル入りしたというから才能があったのだろう。01年、同コースで開催された日本女子アマで宮里藍と一緒に回ったのが縁でメンバーになった。

　決勝は50歳代の壮年男性だったというが、その御仁、「女子に負けるな」という周囲のプレッシャーにさいなまれたことは想像に難くない。