週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/19

2013/11/12更新

読書の秋。
プロゴルファーはこんな本読んでいます

　全国各地を転戦し寸暇もないツアープロのなかにも読書に励む本の虫がいる。

　コースマネジメントにも役立ちそうな戦術が学べる歴史書好きの小田孔明は、『いいことがいっぱい起こる！　ブッダの言葉』を挙げる。「書いてあることは普通のことなんだけど、意外と実践できてなかったりするもの。それを気づかせてくれたね。試合で後ろ向きになったとき、ポジティブにさせてくれる一冊」

　本でメンタルを支えるプロは他にも。河野晃一郎は、宮里藍らを指導するメンタルコーチ、ピア・ニールソンの『ＧＯＬＦ54ビジョン』( 小社刊)、河野祐輝は、禅の精神に基づく『禅パッティング』で心を整えているという。小誌連載「あ・うん診断」でおなじみの横田真一は、「ロシアの特殊部隊が採用している究極のリラックス法『システマ・ブリージング』。ストレスを消す方法が書かれています」

　矢野東は、ゴルフ以外の世界を広げる本を好む。「飛行機、新幹線では必ず読みます。本にハマったのはここ２年かな。きっかけは、貴志祐介さんの『新世界より』。３回くらい読みました。『悪の教典』もおすすめです。本を交換しあう読書仲間がいるんです。いつも世界中を転々としている同級生なんですが、ボクと住む世界が全然違うんで、ボクが選ばない本を勧めてくれるんです。おかげで本の世界が広がりました」

　ゴルフコースの解説本でコース攻略をイメージしているという川村昌弘は、ツアー中はリラックスして小説に没頭している。「伊坂幸太郎さんが好きで、最近読んだ『オー！ファーザー』はおすすめ。今は、本屋で一番売れてますって出てた百田尚樹の『永遠の０』にハマっています。純粋に読書が好きなんで、半身浴しながら読んだりもします。趣味がジジイ化してますかね」

　興味を引く本はあった？