週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 9/16号

2014/9/8更新

復活にかけるタイガー！
次のコーチはまたブッチ？

　遂にというべきかタイガーが専属コーチ、ショーン・フォーリーとの決別を自身のウェブサイトで宣言した。「彼の腰痛悪化は一軸スウィングを強要したせい」などと一部で非難を浴びているフォーリーだが、話題はすでに＂次のコーチ＂に移っている。

　同じフォーリーに師事するハンター・メイハンがプレーオフシリーズ初戦のザ・バークレイズで復活優勝を飾った直後の発表だった。

「コーチとして友人として支えてくれたショーン（フォーリー）に感謝したい。（中略）自分自身、12月まで休養を取ることもあり、このタイミングが２人の関係を解消するのにもっとも適していると考えた」とタイガー。蜜月は10年の全米プロから予選落ちに終わった今年の全米プロまで丸４年。ブッチ・ハーモン、ハンク・ヘイニーに続く３代目コーチのフォーリーとは不倫スキャンダルや腰痛など数々の困難を乗り越え昨年５勝を挙げ完全復活。しかしハーモンで８勝、ヘイニーで６勝挙げたメジャー勝利は、フォーリーとはゼロに終わった。

　そして早くも取り沙汰されているのが次のコーチ候補。本命はハーモンという噂も。93年から02年まで二人三脚で黄金期を築き、最近もＲ・ファウラーやＪ・ウォーカーをトップに押し上げた手腕が見直されているハーモン。

「いいとは思うが現実味がない」という関係者もいるが古巣に戻る可能性も否定できない。

　他にはＬ・ドナルドやＪ・ダフナーを指導するチャック・クックや、ゴルフチャンネルの解説者を務めるタイガーの大学時代のチームメイト、ノタ・ビゲイを推す声も。

　ただ「タイガーほどスウィングに精通しているプレーヤーはいない。ビデオを駆使して自分で自分をチェックする方法もあるのでは？」と指摘する向きも。

「トッププレーヤーも同じことをやり続けると飽きてくる。なにか目新しいことをやりたがる」というのはレッドベター。次にタイガーの隣の場所を射止めるのは果たして誰……？