テニスの全米オープン男子シングルスで、日本人選手としては96年ぶりのベスト4入りを成し遂げた錦織圭。ゴルフ界では、同じIMGアカデミー出身の宮里美香と仲がいいが、実は横峯さくらとも"関わり"があった。
錦織のブログ(7月14日付)には、次のように記されている。「横峯さんの優勝の記事からたどり着いたんですが森川陽太郎さんのメンタルの考えかたについて。すごい共感を得ました。(中略)
森川さんも言っていましたが無理に自分をポジティブの方向に持っていくのは僕も良くない気がします。自分ができることを模索して考えることに意味があると思いますし、僕も試合中そうしています」
森川氏といえば、横峯の夫にしてメンタルトレーナー。氏が唱える『OKライン』は、「自分に対してOKをあげられるライン」を下げ、確実に実現できる高さに設定し、達成感を積み重ねていくことで、プレッシャーの中でも力を発揮できるメンタルを作り上げるという理論だ。錦織が言う「自分ができることを模索して考える」も、OKラインの考えに一致する。
横峯も3日後のブログで、「風の便りで知ったのですが、テニスの錦織圭選手がブログで主人について書いてくださり、考え方に共感してくださっていました」と反応。スポーツ界のトッププレーヤー2人が、OKラインを通じてつながったのだ。
エアKのコーチ、マイケル・チャン氏の超ポジティブな指導を、いい意味でOKラインがバランスを取ったのかも?
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