週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 9/30・10/7号
2014/9/16更新

アメリカで話題の『エイムポイントグリーンリーディング』なるメソッドとは?

『エイムポイントグリーンリーディング』なるメソッドがいまアメリカで話題になっている。現在世界ランク2位のアダム・スコットもステーシー・ルイスもこのメソッドで難グリーンを攻略しメジャーチャンピオンに輝いたというのだが、果たしてそのユニークなメソッドとは……?

ターゲット意識が高いステーシー・ルイス

『エイムポイントグリーンリーディング』を提唱するのは米フロリダを拠点に活動するマーク・スウィーニー氏。彼がユニークなのはパットの技術を教えるコーチではなく、グリーンの読み方、狙い方を教えるプロフェッショナルだということ。

「右か左か、どちらに切れるかはわかっても、その度合いとなると勘に頼って"なんとなく"打っている人が多いもの。かくいう私もゴルフをはじめた頃はとにかくパットが下手で大嫌いだったのを覚えています」とスウィーニー氏。しかし苦手克服のためにデータを収集し分析を繰り返したところ、簡単な"指を指す動作"で傾斜を正確に計れることを発見。

 スコットやルイスがよくグリーン上で指を1本立てたり、2本立てたりしてグリーンを読んでいるが、あれは傾斜の度合いを計り、どれくらい球が切れるかを計算。『エイムポイント=狙いどころ』を設定しているときのジェスチャー。ちなみに指の本数が多いほど傾斜がきついことを表している。

 教え子は他にもジャスティン・ローズやハンター・メイハン、リディア・コーやスーザン・ペターセンらそうそうたる面々が顔を揃えている。

 そして話題のスウィーニー氏が「日本のゴルファーにもエイムポイントの素晴らしさを伝えたい」と9月の第2週に来日を予定している。  

 誰もがすいすいグリーンを読めちゃう魔法のようなメソッド、今後小誌でも徹底究明しご紹介する予定だ。

 
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