男子ツアーはフジサンケイクラシックから、大会会場のクラブハウス出入りの際にジャケット着用を義務づけた。これまでもJGTOには、ジーンズ、サンダル、Tシャツ禁止などのドレスコードはあったが、これに「ジャケット」が加わった。
ジャケット着ないと罰金です!
ジャケット着用、または手に持っていなければ即10万円の罰金を課し、チェックのため門番までつける厳しいもの。
今回のルール厳格化は選手会(池田勇太会長)の申し入れ。一部の選手の危機感の表れで実現したようだ。試合中はともかく、移動中の格好もそう。たとえば新幹線、飛行機でのサンダル履きなども含まれる。コースの外から苦情が多く寄せられたことによるという。
「このジャケット措置は移動中の服装の乱れをしばるといっても過言ではありません」(JGTO広報・田中謙治氏)
ちなみに、他のスポーツでの移動中のドレスコードは?
オリンピック、野球、サッカーなど日本代表は揃いのスーツやブレザー。相撲は最低浴衣、公的には着物。洋服はご法度だ。
米ツアーでは「大会中のドレスコードは厳しいですが、移動中は社会的常識で……」(TV解説者・佐渡充高氏)
低迷中のツアー、人気浮上を狙っての一策だろう。男子プロは"襟を正す"ことから人気復活を目指す。
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