週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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親日家アダムは、日本オープン後
京都で“ハネムーン”

　日本オープンのギャラリーのお目当てはもちろん世界ランク２位のアダム・スコット。７年ぶりの日本ツアー参戦で彼の親日家ぶりと愛妻家ぶりが明らかになった。

来日中のアダムは、米ツアーのことはすこっと忘れてた！

　日本オープン参戦の理由を「ユニクロと契約して２年。日本の企業と契約しながらなかなか試合に出るチャンスがなかった。タイミング的に今回が最適だった」とスコット。

　初日は＂ユニクロカラー＂＆日の丸を意識して真っ赤なセーターで登場。時折見せる柔和な笑顔に女性ファンから黄色い声援が飛んでいた。

「日本のナショナルオープンに参戦できるのは光栄」と語り、もちろん真摯に試合に挑んでいたが、彼にはゴルフ以外に日本での大事な＂ミッション＂があった。それは４月に結婚したスウェーデン人のマリー夫人を「喜ばせること」。そのためにスコットは日本オープンの翌週、プライベートでの京都旅行を計画していたのだ。

「奥さんをハッピーにすることが僕の使命。彼女が日本の伝統に触れるのをすごく楽しみにしていたんだ。僕も京都は初めてだし２人で過ごす時間がすごく楽しみ」とツーリスト気分を満喫する気満々。しかも「ツアー選手権（14年最終戦）が終わったあと、彼女のリクエストでヨーロッパを旅してきたんだ」と打ち明ける。マリー さんの故郷スウェーデンからロンドンに足を伸ばし充実したオフを過ごしてきたのだとか。

　すでに米ツアーは新シーズンに突入しているが「そういえばそうだったね（笑）。でもいまはまったく先のことは考えていない。休めるときにゆっくり休んで充電しておかないと……」と微笑むスコット。このオンとオフの切り替えの上手さがアダムの強さだ。

　
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