NGF(米国ゴルフ財団)のニュース、「子どもをTVゲームから引き離すためにゴルフがもっとも有効」という記事が日本でも話題になっている。
PCA(全米体育活動協議会)の調査によると、親たちの3分の1が、子どもがTVゲームなどのやりすぎで運動不足に陥っている現実に不安を持っているという。
しかしその一方で、他の3分の1の親たちは種々のスポーツ障害に危惧を抱いていて、子どもを積極的にスポーツの場へ行かせることをためらっているという結果も出ている。つまり米国の国民的スポーツ──野球やバスケット──などの激しい運動には二の足を
踏んでいる。そこで"激しい運動ではない"ゴルフの登場と相なった。
全米プロゴルフ協会は、子どもたちのゴルフ環境を整え、安心して練習し競技にも参加できるプログラム(PGAジュニアリーグ)を用意した。これによって84パーセントの親たちがゴルフによってTVゲーム離れを促す効果を認識するようになったという。
今年、低所得者やマイノリティー(人種的少数派)の子どもたちでも容易に参加できるようになり、全体で1500チームを数えるまでになり、ゴルフ業界、親、子どもにとってウィンの3合唱。16年には、5万人を目標としている。
「フェイスブックでこのニュースをリリースしたら反響ありましたね。子どもとゴルフの距離が遠い日本ではそう簡単にはいかな
いでしょうが、試してみる必要は大いにあるでしょう。まずは練習場からでも……」(ジャーナリスト・河北俊正氏)
日本のゴルフ場では、大人でさえ、球筋で"こすり"、合間にスマホをこする。子どものTVゲーム以前に、襟を正すべき点も多いが……。
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