阿蘇山の噴火が始まったのは11月25日。その後も噴火活動は鎮まる気配なく続き、熊本空港発着便が欠航になったり農作物に被害が出たりと、火山灰の影響が各方面に及んでいる。麓にはゴルフ場も多く、こちらへの影響もまた心配だが。
「先月の26~27日あたりはボールに多少灰がつくといった程度の降灰がありましたが、28日はほとんど影響ありませんでした。風向きによっても大分違いますので」(くまもと阿蘇CC湯の谷C)
「多少降灰はありますが、プレーの障害になるほどの影響は出ていません」(阿蘇高原GC赤水C)
とはいえ、風向きによっては影響もあるようで、阿蘇東急GCなどではキャンセルするお客さんもいたそうだ。
「噴火当初は時間によって芝の上に薄っすらと灰が積もった日があって、ハーフだけで帰られたお客さんもいましたし、キャンセルされたお客さんもいました」(同クラブ)
もちろんプレーに影響するほどの降灰ではなく、ハーフでやめたのはあくまでもお客さん自身の判断で、キャンセルも交通事情等その他の状況を鑑みてのことという。
以上の3クラブは阿蘇山の西側にあるが、逆に東側はどうなのだろうか。
「風はつねに舞っているので、方角はほとんど関係ないですね。風向きによってはやはり降灰があります。ただ、幸いにも今のところプレーに差し支えるほどの影響は出ていません」(阿蘇高森GC)
相手が自然ではどうしようもない。1日も早く鎮まってくれることを祈るばかりだ。
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