女子ツアーの人気に陰りは見えない……。最終戦のリコーカップで台湾のテレサ・ルーが優勝し、閉幕。賞金ランク上位4位まで外国勢が独占。昨年のさくらと森田の日本人同士のような女王争いが見られなくても、女子ツアーは面白いのだ。
今年の主役、アンとボミ
賞金女王のアン・ソンジュ、3位のイ・ボミ、4位のシン・ジエの韓国トリオが前半戦から女王争い。今季37試合中、外国人選手の優勝は20試合。外国人選手の優勝が続くとファンが離れるのは、いまは昔。今季のギャラリー数は昨年より3万人以上も増えた。
なかでもイ・ボミの人気は高く、もっとも多くのギャラリーを引き連れる日もある。アン・ソンジュも「アンちゃん」と声援が飛び、日本選手のいちライバルに過ぎない。
ファンが増えれば、試合数は増えるというもの。今季37試合だった女子ツアーは来季1~2試合増えると言われている。下部ツアーのステップアップツアーから鈴木愛や香妻琴乃ら、新星が登場し一躍人気者になったことで、下部ツアーまでもが試合数増を見込まれる。
男子ツアーと違い、週替わりで登場する人気選手。一途に応援するファンもいれば、目移りするファンもいる。どちらにしても、ファンの目は、女子に注がれ、いつしか、観るゴルフは女子のスポーツになった。
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